ふるさと納税の返礼品としても選べるハンバーグですが、日本ではいつから食べられるようになったのでしょうか。

そもそもハンバーグは13世紀ごろのヨーロッパに起源があるとされています。当時は「タルタルステーキ」と呼ばれていたこの料理は、ドイツの港町「ハンブルグ」にて「ハンバーグ」と名前を変え、その後ドイツからアメリカへ移住した人たちの手によって徐々に世界中へ広められていきました。

カレーやスパゲッティなどの洋食は、日本では明治時代の文明開化にともなって親しまれるようになりましたが、意外にもハンバーグはこの時代には日本に伝わっていませんでした。現在のように日本でもハンバーグが広く食べられるようになったのは、1960年代に入ってからといわれています。このことには、戦後の日本の食文化が欧米化したことが大きく関係しているとされています。

その後、日本においてハンバーグは日本人の好みに合わせた改良が行われていきました。大根おろしをのせた和風ハンバーグや豆腐ハンバーグなどのメニューが開発されたのは、日本ならではといえるでしょう。

安いミンチ肉で作れるハンバーグは日常的に楽しめる肉料理として広まり、人気料理ランキングでも上位に入るようになりました。さらに、より美味しいハンバーグが求められるようになり、高級和牛のハンバーグなどが販売されるようになったのです。

日本には品質のよい和牛も多く、その肉を使用したハンバーグも高い人気があります。なかでも佐賀県の佐賀牛と呼ばれる和牛をたっぷり使用したハンバーグは、コスパのよいふるさと納税の返礼品として多くの方から選ばれています。

ふるさと納税の返礼品の多くは、その地域の特産品が指定されています。佐賀県においても、県内で生産された農畜産物などが返礼品となっています。そのなかでも佐賀牛は、佐賀県を代表する畜産物の一つで、ふるさと納税の返礼品としてスライスやステーキ、ハンバーグやカレーなどを選ぶことができます。

佐賀牛は日本食肉格付協会の牛取引規格において5等級、もしくは4等級に該当するものしか認定されないため、品質が非常に高いという魅力があります。きれいな「サシ」が入っている霜降り肉には高級感があふれており、ふるさと納税の返礼品としても人気が高いです。

また、佐賀県では数多くの農産物も特産品となっており、その一例としてはブランド米の「さがびより」が挙げられます。こちらもまた厳密に決められた栽培基準を満たしたものしか認定を受けられないことから品質は非常に高く、ふるさと納税の返礼品として注文するのもおすすめです。