和牛が美味しいと感じる理由として、味はもちろん香りも大きなポイントになります。牛肉の美味しさであるコクを、独特の香りが引き立ててくれるのです。

海外の牛肉にはない和牛香

和牛を焼くと、生肉からは感じなかった特有の香りが発生します。食欲をそそるこの香りは、和牛香と呼ばれています。甘みを感じる和牛香は、複数のラクトン類と呼ばれる化合物によるものです。ラクトンは果物の香りにも含まれる成分で、特に桃などに多いとされています。

60度以上の温度で加熱することで和牛香が多く発生し、100度を超えると反対に少なくなってしまいます。80度で加熱するのが、もっとも多く和牛香が発生します。

日本で販売されている牛肉には、国産牛肉である和牛と海外からの輸入牛肉に分けられます。2つを比較した際に和牛が美味しいと感じる方も多いのではないでしょうか。味はもちろんですが、輸入牛肉には和牛香がないことも、比較した際に和牛が選ばれる大きなポイントの一つです。

生でも香りを感じる熟成香

生の牛肉であっても熟成させると香りが発生します。この香りを熟成香と呼び、お肉の専門店などでこの匂いを感じることができるでしょう。一般家庭のような冷蔵庫保管では熟成されないためこの香りは発生せず、スーパーなどでも感じることはありません。

ふるさと納税の返礼品で美味しいお肉を手に入れるなら、ぜひ佐賀牛をお選びください。佐賀県の和牛のなかでも最高級の佐賀牛には、下記のような特徴があります。

飼料からこだわる

佐賀牛には、栄養価が高い独自に配合した飼料を与えています。すべてJAにて統一されている栄養価の高い飼料で、単味飼料、混合飼料、発酵飼料なども与えています。

牛にとって最適な環境で飼育

佐賀県は気温差が少なく、多くの自然に囲まれている地域です。和牛にとってものんびりできる環境で飼育されており、ストレスが少なくなることで美味しくなります。

厳しい審査

日本国内には様々な和牛のブランドがあり、それぞれ肉質の等級が決まっています。等級は大きく5つとさらに品質が細かくわかれていますが、佐賀牛は5段階中上位から2つめの4等級以上、さらに4等級のなかでももっとも品質が高いものでなければいけません。これを満たさないものは佐賀牛とは異なる「佐賀産和牛」となります。

佐賀牛は佐賀県産の和牛のなかでも高ランクの牛肉なので、ギフト・プレゼントなどにもおすすめです。