牛肉に限らず、一般的に販売されているお肉には、「薄切り（スライス）」「切り落とし」「こま切れ」といった表記があります。この違いをご存知でしょうか。

ここではブランド牛に限らず、数多くの種類のお肉で用いられている「薄切り（スライス）」「切り落とし」「こま切れ」の3つについて解説します。

薄切り（スライス）

ブランド牛の加工方法として用いられることも多い薄切りとは、一種類の部位の肉を均等な大きさ・厚さにスライスしたものです。そのため、薄切り肉として販売されているものは見た目がよく、高級感があるという特徴があります。

また、薄切りされた肉を販売する際には部位が表記されることが基本です。そのため、例えば「もも薄切り」や「バラ薄切り」といった名称で販売されます。これらの薄切り肉はしゃぶしゃぶやすき焼き、焼き肉などに適しています。

切り落とし

切り落としの場合、一種類の部位の肉のみを使用するという点が薄切りと共通です。しかし、切り落としはサイズが均等ではありません。薄切りに比べて見た目は若干劣るものの、価格はよりリーズナブルになるという特徴があります。

切り落とし肉は見た目が若干劣りますが部位も厚さも同一なので、薄切り肉と同様、しゃぶしゃぶやすき焼き、焼き肉などの幅広い用途で使用できます。

こま切れ

こま切れは複数の部位を使用するだけでなく、サイズも均等ではないことから、上述した薄切りや切り落としとは異なります。これらの特徴があることから、こま切れはよりリーズナブルな価格設定がされていることがほとんどです。例えば牛丼や肉じゃが、炒め物などにはこま切れ肉がおすすめです。

国内には数々のブランド牛があり、それらのなかにはふるさと納税の返礼品に指定されているものも多くあります。ブランド牛は高級なので、ふるさと納税の返礼品だと高還元率であることも魅力の一つです。

佐賀県には「佐賀牛」というブランド牛があり、品質が非常によいという特徴があります。日本食肉格付協会が定める牛取引規格において5等級、もしくは4等級のものだけしか佐賀牛に認定されないため、ブランド牛のなかでも高品質なのです。

商品自体の品質が非常に高いことから、ふるさと納税の返礼品に指定されている佐賀牛は60%以上の高還元率ともいわれています。

品質と高還元率であることを重視してふるさと納税の返礼品を選びたいという方は、ぜひ佐賀牛を選んでみてください。