外食時に出る〆のごはんは、どうしてこんなに美味しいの？と思うことはありませんか。炊飯器でも美味しく炊けるのですが、土鍋で炊くご飯には格別の美味しさがあります。

日本の伝統工芸品である土鍋には、じっくり熱を伝え、保温力が高い特徴があります。そのことはお米をより美味しく炊き上げる秘訣でもあります。

和食店で食べる美味しいご飯を再現したいという方、美味しいと評判の土鍋ご飯にチャレンジしたいという方は、ぜひ以下の方法で挑戦してみてください。

土鍋ご飯の炊き方

米2合の場合は水400〜450ml

米3合の場合は水600〜650ml

1.お米を研ぎ、浸水させましょう

お米を研ぐことでぬかやゴミを取り除きます。ボウルにお米を入れ、水を張り、軽く2、3度底からまぜてから、手早く水を捨てます。ほぼ水が切れたら、お米を研ぎます。ボウルを握るような手つきで優しく20回ほどお米を混ぜます。力を入れたり、お米を押しつけたりしてはいけません。研ぎ終わるとまた水を張り、底から混ぜて濁った水を捨てます。

これを2～3回繰り返し、最後にキレイな水を入れ、浸水させます。目安は、夏場は30分、冬場は1時間です。

2.土鍋にごはんを炊く

浸水させたお米と水を土鍋に入れ、中火にかけます。2、3合の場合は10分ほどで沸騰するので、弱火にして15分炊きます。

3.仕上げと蒸らし

フタを開け水気を確認します。ごはんの表面に水や大きな泡があれば、まだ水分が多すぎるので、追加で1～2分弱火にかけます。

水分が無くなれば、いったん中火に戻し、10秒加熱します。

後は火からおろし、10分蒸らすだけで完成です。フタをとって、ごはんを混ぜましょう。

土鍋に対するお米の分量

土鍋にもタイプがあり、ご飯専用のものなら、説明書にある規定量を守るようにしましょう。普段から使うお鍋の場合は、炊きあがりが6～7割以下になる分量を目安にすると美味しく炊きあがります。

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