ふるさと納税を行えば、地元の特産品が届くことは、多くの人に知られています。しかし、ふるさと納税の制度そのものや目的については、知らない人がほとんどです。ふるさと納税とは、そもそもどのような制度なのでしょうか？ふるさと納税を分かりやすい流れでご説明しますので、やり方を調べる前にぜひ知っておいてください。

ふるさと納税ってどんな制度？

ふるさと納税は「納税」となっていますが、実際は任意で選んだ都道府県や市区町村の自治体へ寄付を行うことです。自分自身が任意で選んだ自治体に寄付した額の中の、2,000円を超えた部分が、所得税と住民税から原則全額控除される制度がふるさと納税です。全額控除される寄付金の額には一定の上限があり、収入や家族構成によって異なります。

以前のやり方では、ふるさと納税の制度を利用して控除を受ける場合、原則寄付した自治体で確定申告を行う必要がありました。しかし、2015年4月1日から始まった「ふるさと納税ワンストップ特例制度」によりやり方が簡単になり、手軽にふるさと納税の制度を利用できるようになりました。「ふるさと納税ワンストップ特例制度」のやり方では、寄付先の自治体が5団体以内の場合に限り、確定申告が不要な給与所得者などは、寄付した自治体に申請することで、確定申告が不要となります。

ふるさと納税は何のためにつくられた制度なの？

近頃では、進学や就職などの機会で地元から都会に出る人が多く、生活している都会の自治体に納税しています。そのため、医療や教育などのサービスを受けて育ててくれた地元の自治体には、税収が入ることがありません。

そこで、都会で生活している人たちが、自分の意志で自分を育ててくれた「ふるさと」に納税できるやり方を作ろうと、ふるさと納税の制度が誕生しました。ふるさと納税は「ふるさと」となっていますが、自分が生まれた地元だけに限らず、好きな自治体へ寄付を行うことができます。

詳しくは、総務省のふるさと納税ポータルサイトをご覧ください。

ふるさと納税の制度について分かりやすい流れでご紹介しました。地元への恩返しでふるさと納税の制度を利用するなら、肉とお米のふるさと納税へどうぞ。返礼品として人気のブランド牛とブランド米が豊富に揃う肉とお米のふるさと納税なら、きっとお気に入りの特産品が見つかります。佐賀特産の「佐賀牛」や「さがびより」もご用意していますので、ぜひ肉とお米のふるさと納税で寄付をして地元を応援しましょう！