佐賀を代表する「さがびより」は、6年連続で特Aを叩き出す品質の良さが好評のブランド米です。そのさがびよりが佐賀のブランド米になるまでには、かなりの年月がかかったと言われています。そのさがびよりの歴史についてご紹介します。

水トラブルから知恵と技術

さがびよりが作られる佐賀平野は、稲作が栄える場所として有名でしたが、昔から水のトラブルが多い土地でもありました。台風や大雨による洪水、時代によっては水不足による争いなどが起きていた歴史もあります。しかし、その都度知恵と技術を活かし、大きな困難を乗り越え続けてきたと言われています。

そのため、今では水路の確保や雨の多い日に雨水を確保するなど、安定した稲作が行えるようになっています。

稲作の衰退

第二次世界大戦の影響により、稲作で栄えていた佐賀土地は荒れ地と化してしまいました。また、それと共にその他の地域で稲作が増えたことにより、佐賀の稲作は一気に衰退してしまうのです。その衰退した稲作から本来の佐賀を取り戻そうとして行われたのが、ブランド米生産です。

しかし、食の欧米化の影響によりお米の消費が減ってしまい、オリジナルのブランド米も短命に終わってしまいます。

「ヒノヒカリ」による高くそびえ立つ大きな壁

九州地方では、「ヒノヒカリ」という品種のお米が盛んに広まっていました。ブランド米を世に出すには、そのヒノヒカリの壁を越える必要があります。しかしその壁は分厚く、なかなかその壁を越えることができませんでした。

しかし、ついにさがびよりの特徴である甘みや粘り気などの強みを損なわずに、ヒノヒカリに対抗できるお米を作り上げることに成功したのです。

特Aランクの取得！そしてさらなる品質向上

さがびよりは、長年の改良により平成22年に最高評価である特Aランクの取得に成功し、一気に生産量をアップさせ、佐賀のブランド米に上り詰めました。しかしさがびよりは、ここで満足することなく、この特Aランクの基準を維持しながらさらなる品質向上を目指すお米です。この先も期待できる美味しいお米と言えるでしょう。

佐賀のふるさと納税で受け取ることができるさがびよりは、高評価を得た特Aランクの美味しいお米です。こだわり抜いたその品質は、努力の賜物と言えるでしょう。

さがびよりは、甘みと粘りの強さが特徴のお米です。また、冷めても美味しいのでお弁当などにもおすすめです。さがびよりが生まれるまでの道のりと美味しさの秘密を知って、ふるさと納税の返礼品としてぜひ一度味わってみてください。

肉とお米のふるさと納税では、さがびよりをはじめとした、佐賀の特産品を紹介しています。ふるさと納税をお考えの方は、ぜひご活用ください。