白米と玄米の違いは、玄米の特徴を見ていくとよくわかります。

玄米とは？

収穫したイネから外した籾の籾殻を除いた状態の稲の種を玄米と呼びます。よく畑で茶色くて先に種のような物がたくさんついているものがありますが、それが玄米です。

白米とは？

白米は玄米から果皮、胚芽、ぬかなどを削り取ったものをいいます。この作業を精米と呼びます。つまり、玄米とは精米されていない白米のことです。

玄米と白米の違い

玄米は栄養価が高いことで有名なのですが、その栄養価の元になっているのは、精米時に削り取ってしまう果皮、胚芽、ぬかです。これらにはビタミンや、ミネラル、食物繊維などが豊富に含まれており、精米したお米には含まれていません。従って、玄米は白米よりも栄養価が高いお米なのです。

具体的な数値で比較をすると、玄米は白米の食物繊維は6倍、ビタミンEは12倍、ミネラル分のマグネシウムは5倍が含まれています。またカロリーも若干ではありますが、玄米の方が低いです。

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玄米の美味しい炊き方をご紹介！

玄米は白米と比べると炊き方に大きく違いがあるので注意しましょう。こちらでは、一連の流れをご紹介いたします。

1.計量

これは、白米と同様、計量カップを使ってすり切りにしてきちんと計量します。

2. 洗う

玄米の汚れを落とすために軽く洗います。白米だととぎ汁が白く濁ってくるので、それを目安にして洗っている人も多いでしょう。しかし、玄米のとぎ汁は濁らないので、汚れを落とすイメージで２〜３回軽く洗うようにしましょう。

3. 水に浸す

汚れが出た水を捨て、米の容積の1.5倍の水を注ぎ、一晩浸します。これが白米と大きく異なる点になるでしょう。今日、玄米が食べたいと思っても、すぐに準備ができるわけではないので注意が必要です。

一晩寝かさなくてはいけない理由は、玄米が外殻に覆われていることにあります。種皮に覆われているため、玄米は精米と比較すると非常に水が染み込みづらいです。水に一晩浸すときは雑菌の繁殖を防ぐために、冷蔵庫に入れましょう。

4. 炊く

じっくり浸水させてから炊飯器にセットし炊きましょう。炊飯器によっては、玄米モードがあります。その場合は進水させる必要はありません。お持ちの炊飯器の説明書を読みましょう。炊けたら米粒をつぶさないようにほぐしましょう。

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